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12月14日(金) ヴィオラ・ダ・ガンバのコンサートのご案内

全編フランス音楽!の素敵なコンサートのご案内です。
『ヴィオラ・ダ・ガンバ」、という16−18世紀に盛んに用いられていた楽器の奏者が熊本に来てくださいます。
ガンバとは、イタリア語で脚の意味です。その名の通り、脚の間に挟んで演奏します。
今回演奏してくださるのは、チェロを連想させるようなバス楽器ですが、独特の音色や世界観があって、ヴァイオリン属とはまた違った音楽を楽しめます。

フランスでは、ルイ14世などに代表されるヴェルサイユ宮殿のもとでたくさんのガンバの曲が生まれました。
卓越したテクニックを持つ音楽家たちによる上質な音楽を、息をするように消費していたと言われる当時。
王宮での趣味を反映するように、華麗さや荘厳さの中に、ふわりと移り変わる香りや色、切なくなるような哀愁やギクリとするような鋭さなどを感じる音楽がたくさんあります。

様々なニュアンスが詰め込まれた宝石箱のような音楽と、ひと時の夢の時間を過ごしにいらっしゃいませんか?

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