BLOG

明けましておめでとうございます。

「平成最後の・・・」を冠言葉にしていた2018年の年末。
きっと2019年の4月末にも同じような言葉が飛び交うのだろうな、と思いつつあっという間に年明けを迎えてしまいました。

31日の穏やかな晴れ間とは違い、年始は曇天になりましたが、着物を着て元旦礼拝に行ったり、家族で過ごす穏やかな年明けになりました。
さて、そんな元旦の礼拝での出来事。


この時期の教会の聖壇付近はとても賑やかです。
アドヴェントリース、クリスマスツリー、お正月スタイルの献花がひとところに集って、なんとも日本らしい雰囲気の中、聖壇に静かに佇んでいる方がいらっしゃいました。年末に昇天された教会員の方の棺が囲まれるようにして真ん中にあり、皆で年の最初の礼拝を守ったのでした。
フランスから帰国して、久しぶりにこちらの教会に来た時も、ちょうどこんな風に、お亡くなりになった教会員の方と最後の礼拝を一緒に守ったことを思い出しました。
キリスト教では、この世での命を終えることは悲しいことではないといいます。初めてそれを聞いた中学生の時は、すごく不思議な感じがしましたが、こうして最後まで共にいて、みんなの歌やオルガンの音色に送り出される方々を見ていると、自分もそうありたいなと感じるこの頃です。
今年も、必要とされるところに癒しの音色を届けていけるように、願いたいと思います。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA